本ブログは動画解説を目的としておりますが、その中でもよく使う言葉を集めてみました。
初心者の方でもわかりやすい解説を目指したいので、わからない言葉があればぜひご連絡ください。
なお、ビリヤード用語はわかっておいた方が解説を読む上でも理解が進みますが、全部覚える必要はありませんので、都度このページで見直してもらえれば問題ありませんよ。
ショット技術用語
- フォローショット(押し球)
- 手球の上部を撞いて前進回転をかけるショット。
- ドローショット(引き球)
- 手球の下部を撞いて後進回転をかけるショット。
- ひねり
- 手球を中心から右または左にずらして撞くショット。
フォローショットやドローショットと組み合わせて利用することもある。 - 順ひねり:手球の左右と的球の狙う位置の左右が一致している時を指す。
- 逆ひねり;手球の左右と的球の狙う位置の左右が異なる時を指す。
- 手球を中心から右または左にずらして撞くショット。
- バンクショット
- クッションを利用して的球やポケットを狙うショット。
- 空クッション:的球を狙う際に、他の球が邪魔になっていたりするときにクッションから当てるショット。
- コンビネーションショット
- コンビ:手球を的球に当てて、さらにその的球で他の球をポケットやセーフティを狙うショット。
- キャノン:手球が的球に当たった後に、他の球に当たってポケットやセーフティを狙うショット。
- キス:手球を的球に当てて、さらにその的球が他の球に当たってポケットやセーフティを狙うショット。
- ジャンプショット
- 手球の立体的に上からキューを振り下ろし、手球を浮かせるショット。
試合中の用語
- バンキング
- 試合の最初のブレイク者を決めるために行われる。
試合者が二人短クッション側に並んで反対の短クッション→手前の短クッションとなるようにショットし、手前の短クッションに近い方が勝者となる。
- 試合の最初のブレイク者を決めるために行われる。
- ラック
- ゲームで使う球を並べた状態のこと。
また、セット数に応じて1ラック、2ラックと数えたりする。
- ゲームで使う球を並べた状態のこと。
- ブレイク
- ラックを組んだ後初めてのショットのこと。
プレイヤーは2ポイント以内の任意の位置に手球を置いてショットする必要がある。 - ゴールデンブレイク(エース):ブレイク時に9ボールがポケットに入ること。
- ラックを組んだ後初めてのショットのこと。
- セーフティ
- 相手がシュートしにくかったりポケットできないような位置に手球か的球を狙う技術のこと。
- アンドセーフ:ポケットを狙った上で、もし外れたとしても相手に難しい配置が残るようなショットの選択のこと。
- ファール
- 手球が的球に当たらなかったり、手球がポケットしてしまうと相手はフリーボールから再開できるようになる。この状態のことをファールという。
- スクラッチ:手球がポケットに入ってしまうこと。
- ノークッション:手球が的球に接触してからどのポケット、クッションにも入らないこと。
空クッションで当たった球で発生することが多い。 - 球触り:プレイヤーの身体やキュー、レストなどでゲーム中の球に触れてしまうこと。
- 二度撞き:キューで手球を2回触ってしまうこと。手球と的球が近かったりすると発生しやすい。
- 3ファール:相手を連続3回ファールさせた場合、そのラックを取得できる。
- マスワリ
- 1〜9のボールを相手に手番を回さずに取り切ること。
- シュートアウト
- ブレイク後のみ、意図的にファールできるショットのこと。
ブレイク後の最初の的球が隠れていたりするときに活用する。
選択する場合は審判にコールが必要。
- ブレイク後のみ、意図的にファールできるショットのこと。
- エクステンション
- ショットとショットの間の時間は試合によって決められていることが多い。
その中で、思考時間が多く必要な場合、審判にコールすると、時間を延長してもらえる権利のこと。
※ビリヤードの道具の中にもエクステンションという同じ用語がありますが、文脈で使い分けてください。
- ショットとショットの間の時間は試合によって決められていることが多い。
ビリヤード道具の用語
- キュー
- プレイヤーが球を撞くための棒のこと。
- ショットごとの分類
- ブレイクキュー:ブレイク用のキュー。硬いものが多い。
- プレーキュー:ブレイク以外の一番利用頻度の高いキュー。
- ジャンプキュー:ジャンプショット用のキュー。短い。
- 性能ごとの分類
- ハウスキュー:ビリヤード屋さんに置いてあるキュー。曲がってたりする笑
- ノーマルシャフトキュー:初心者用のキュー。性能面はあまり良く無いものの、ハウスキューより曲がっているものは少ない。
- ハイテクシャフトキュー:中〜上級者用のキュー。ひねりをかけた時の見越し(左右のブレ)を吸収してくれる。また上下の回転数も変わったりする。
- カーボンシャフトキュー:カーボン樹脂が塗られたキュー。一般的にパワー/回転数が上昇する。
- シャフト:キューを半分にしたときに球を撞く方の部分。
- バット:キューを半分にしたときに手で持つ方の部分。
- タップ:シャフトの先に着いている球を撞くときに接触する部分。チョークを塗って球との摩擦を生み出して回転をかけやすくする。また、硬さを選ぶことができ、やわらかいと回転がかけやすく、硬いとパワーが伝わりやすくなる。
- 球
- 9ボールでは、手球と1〜9(他のゲームでは10〜15を使うこともある)で構成される。
- グローブ
- 利き手と反対の手につける。汗などでキューの滑りが良く無いこともあるため利用される。
- チョーク
- タップが球と当たった時の摩擦を多くするために塗る。基本的に1球撞くごとに塗る。
- ビリヤード台
- 正方形二枚分の長方形である。
- 短クッション:辺の長さが短いところのクッションのこと。
- 長クッション:辺の長さが長いところのクッションのこと。
- ポケット:穴のこと。6つあり、角をコーナーポケット、その間をサイドポケットという。
- レール:ビリヤード台の淵のこと。
- ポイント:レール上に定点ごとに置かれた目印のこと。
- レスト
- ビリヤード台の長クッション下部にあることが多い。
背の届かない位置にある球を撞く際に利用される。
- ビリヤード台の長クッション下部にあることが多い。
- エクステンション
- キューを長く伸ばす際にバットの後ろに付け足す部品。